青い交流電灯の照明(日記的なこと)


〇 上野駅
 東京に出てきて上野駅の特殊な構造に驚いた記憶があります、普段利用している人でも気にしない人も多いのですが、上野駅というのは崖の中腹に存在しているのです。   おそらく公園口(崖の上)と正面玄関口(崖の下)ではおそらくビルの4〜5階程度の高低差があると思います。 上野動物園は高い武蔵野台地の上、アメ横は低い川の堆積地です。
そうなんです私は高低差が気になる地形や地質が大好き人間なのです。

    Undercurrent

令和6年6月15日 


〇 Undercurrent / Bill Evans,Jim Hall
 昨日は仕事でくたくたに疲れていたのですが、なんとか家にたどり着きこの音楽を聞き眠りました…
このジャケットのCDはBill EvansというピアニストとJim hallというギタリストとの共作です、ピアノとエレキギターのデュオの演奏というのは珍しい組み合わなのですが、この時代の最高の高みにいる二人の演奏は「見事」としか言えません。
 私は小心者でパニックに陥りやすく即興性ゼロ、プレイヤーには絶対向かない人間なので、この二人のような即興性の高い演奏家は江戸川の底から見上げる月のような存在です。

    Undercurrent

令和6年6月6日 


〇 ナガミヒナゲシ
 花はなぜ美しいのだろう? この春に咲くナガミヒナゲシは私の好きな花です、どこにでも生えている外来種ですがこの花が咲くと私はうれしくなります。一度植木鉢にこの種を植えて観察したことがあるのですが意外にもこの花は1日から2日で散ってしまいます、花は昆虫に対しての合図として色鮮やかな花弁を発達させたと思われるのですが、この花は本当に昆虫のためだけに咲いているのでしょうか?
    長実雛罌粟

令和6年4月25日 


〇 利己的な遺伝子
 この本は心の中にある本棚の中心にある、この本を読んだのは高校生の時だと思う、生物の起源と遺伝子の目的についての考え方は高校生であっても真実であろうと思った、ただこの考え方は到底受け入れられない人々もいることも想像できた、21世紀に入っても宗教で人間の世界は分断されている面がある、この本の考え方を容認するのは簡単ではない、氷のように冷たい考えを受け止める必要がある、聖書や阿弥陀信仰のような救いは一切ない、残酷だがこの本は生物の真実を述べているのだと私は思う、おすすめしてよいかどうか分からない真実の書。
    利己的な遺伝子

令和6年4月18日 


〇 東京マラソン
 抽選に当たり2回目の東京マラソンを走ってきました、コロナ騒動から中断していた7年ぶりのフルマラソンです。若くないので怪我だけはしないようにしました。走るのは苦ではないのですがダイエットは非常に苦痛で半年で10kg減量です、ずいぶん太ってしまったものです…
靴もHOKAやBLOOKSなどが流行ってますが、あえてアシックスのゲルカヤノに戻しました、速く走れる靴ではありませんがとても体にダメージの少ない靴だと思います、オジさん用の靴ですね、本当にボランティアの方に感謝申し上げます。
    東京マラソン

令和6年3月8日 


〇 松林図屏風
 1年に1度は見に行きたくなる絵があります、この松林図屏風です。これが東京にあるから私は東京に住んでいるのかもしれません。東博は年に3回は行っている気がします、18歳の時に自分の住む街を決める時に東博に行ってみて火焔式土器や備前長船の刀、不思議な壺、不思議な工芸品を見てこの街に住むと面白そうなことが起こるかもしれないなと思ったものでした。 長谷川等伯の作品の中でも異色の作品ですが何を思って書いたのでしょうか?悲しみか祈りか救いか?静かで恐ろしい絵です。(写真は3年くらい前のものです)
     松林図屏風

令和6年1月3日 


〇 富士山
 富士山に登ってきました、数えてみたら5回目です。仕事帰りに徹夜で登りました(おすすめはできませんが)、この日は朝日はあまりきれいには見えませんでしたが、下りで駿河湾がきれいに見えて清々しい気持ちで下山することができました。本格的な山登りをする方は富士登山をあまり評価しない人が多い気がしますが私は富士山大好きです。頂上では高度があるのでフラフラしてブロッケン現象に遭遇すると本当にあの世かこの世か分からなくなります。ちなみに5回とも静岡側から登っているので今度は山梨側から登ってみたいのですが、静岡側からの方がいろいろな面で登りやすいんですよね。
     富士山

令和5年8月29日 


〇 景光
 ある展覧会で見かけた景光の太刀、細身で静かな刃文に見えるが映りと相まって静かながらも猛々しい精神性を感じた。長光、正恒、友成、正宗、江義弘、鎌倉時代のものにそういう精神性を感じるのはなぜだろう? 今は半蔵門にある運慶の大日如来坐像も世界をも支配するくらいの精神性を感じた、この時代の芸術の創作には現在では失われてしまった「こころ」の部分があったのだろうか?  文字には残らない時代を映す鉄の芸術だと思う。
     景光

令和5年8月29日 


〇 ある日、太平洋の旭日
 若いころ会社の研修で茨城の施設に缶詰となり、朝ジョギングをしに海に出ると太平洋から朝日が昇り、そのあまりの美しさに涙が流れた、「これが本当の朝日なのだ!」と思った。私も海の近くで育ったのですが、大阪湾ではこのような景色はありませんでした。それからはよく夜中に出発し九十九里浜までバイクや車で朝日を見に行きます、犬吠埼で「荒磯に波」の現場を探しに行って流されそうになったこともあった、「永遠=太陽と番った海」とは天才詩人の言葉だと思う、狂おしいほどのこの瞬間の美しさ。
     千葉海

令和5年4月29日 


〇 月待供養画像板碑
 北区で石碑の写真を撮っている人に石碑の種類を聞いたところ非常に話が面白く、仕事場の近くのこの室町時代の石碑(板碑)を教えてもらい、後日見に行ったところ草が茫々と生えていて、かき分けると阿弥陀如来が現われました。 なんでも月待信仰といって月を見てお経をとなるえる等の信仰で結ばれた人々が設置したものだそうです、500年以上前の板碑が普通にのこっているのが素晴らしい! 月と太陽が上部に描かれているのがデザインとしても面白く、その北区で出会った方のお名前を聞いておけばよかったと深く後悔しています、歴史も美術品も京都や博物館だけにあるものではないと思いました。私も満月の夜にジョギングするとなにかテンションが上がるので設置した人々の月への想いはよく分かります。
     月待供養画像板碑

令和5年2月2日 


〇 穂高岳
 穂高岳という山を知っていますか?日本人はどちらかというと海と山なら海が好き人の方が多くて山に興味を持つ人は少数派の気がします、日本で2番目に高い山も知らない者も多いのではないでしょうか? 穂高岳とは北アルプスにある日本を代表する山で、私は昔から一度登ってみたかったのですが、なかなか機会に恵まれず登れませんでした、しかし職場のY氏とK氏が誘ってくれついに登る機会を得て(K氏は直前でこれなくなってしまった)、天気にも恵まれ前穂高、奥穂高、涸沢、北穂高岳を縦走して本当にいい山行で、もうこれで死んでもいいとも思いました、北アルプスの岩山は本当に力強いエネルギーを感じます。夢がかなうのは素晴らしいことだと思いました。
     穂高岳

令和4年8月2日 


〇 蓼科山
 蓼科山に登りました、冬山は恐ろしいが美しい! いろいろな山に登ったが八ヶ岳は行くたびに発見があります、赤岳に登り眼下を見おろしたときには糸魚川・静岡構造線がはっきり分かり、これが西日本と東日本を分ける断層であることをこの職場の友人Y氏に熱く語ってみたのですが、彼はあまり興味がないらしく北アルプスばかり見ていた、山がそこにあるには意味があるのだろうが、そんなことを考えなくとも美しいものは美しい、また行きたい山だ。
     蓼科山

令和4年3月8日 


〇 ピタゴラス柴又学派
 たまにピタゴラス柴又学派とはなんです?と聞かれることがあるのですが、こんなニッチな音楽でも興味を持って応援してくれる方もいるので、最初は新小岩で会合のようなことをしていたのですが、最近は柴又で川魚料理を食べて草団子でもごちそうすることが続きこのような名前になっただけです、ピタゴラスは存在したかもよく分かっていない人物ですが、ピタゴラスの徒は世の根源(アルケー)を数とし、天球は精妙な音楽を奏でていると考えていたといいます、私はこの考えが好きなので、勝手に自分のことをピタゴラスの徒だと思っているようです。もし興味があればメールでもください、ちなみにピタゴラス学派はソラマメは食べれないそうです。
ピタゴラス

令和3年8月29日 


〇 日記について
 今まで某掲示板などで日々思ったことなどを書いていたのですが、いろいろ問題が発生しHPに移すこととなりました.HPはdreamweaverでカタコトのHTMLとCSSで製作しているのですが年齢とともについていけなくなり、どうも最近は簡単で見栄えのいいWORDPRESSに乗り換えようか考え中です。掲示板の内容は荒らされて消されてしまったので最低限の記憶の再生です…コメントなど書いてくださった方申し訳ありませんでした。

令和5年 

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