自己紹介
私は一言でいうと"そこらへんにいる普通のサラリーマン"です、神戸の兵庫区で生まれ育ちましたが、あまりにも地元の雰囲気や人間関係に嫌気がさし東京で職を見つけて以来もう15年以上になるでしょうか、ちょうど17歳の時に神戸で震災にあい実家が倒壊したり友人の妹などが亡くなったりと悲惨な現状を見たりしたことも神戸を出ようと思ったことにも影響があったのだと思います(その当時は震災で神戸を出る人がものすごく多かったのです)、、若い頃はいろんなことに挑戦してみたのですが、多くの夢は破れてしまいました(若い頃ならみんなも多少経験があるのではないでしょうか)。そして時間は流れて、2007年頃からどうも仕事がつまらなくて(周りからはうまくいっていると思われているみたいなのですが)、仕事も業界全体が不景気で、余っている時間ができてきたので昔から心の奥に突き刺さっていた「n(等分)平均律」をしようと思い立ち、ヤフーオークションなどで安く機材をそろえて時間の合間を見つけては、休日こつこつ作っているしだいです。
ちなみにこのn(等分)平均律を知ったのは高校の物理の時間だったと思います、物理の先生が「こういう音楽の方法もある」と"ちらっと"おっしゃられたのでありましたが、それはしだいに記憶の底に眠り、たまにしか思い出さなくなってしまいました。それを12~3年して突然思い出し突然始めてみたのですが、数学的、物理的な話が苦にならなかったのは、あれほど無駄に思えた高校の勉強であった気がします(物理の振動、数学の対数など)、そして曲を聞いてもらえば耳の鋭いミュージシャンなら稚拙な音楽的表現に気付くでしょう、なにぶん音楽など習ったことはありません独学と適当な精神で作っています、、
音楽の現状の閉塞感は僕だけではなく皆さんも感じているのではないでしょうか? ある高名な音楽家も新聞で「シェーンベルクにより音楽はすべて解体してしまった」などと語っていましたが、本当にそうなのでしょうか? 20世紀初頭もそんなことを言いながらも新しい音楽を生み出していったのではないでしょうか?本当はシェーンベルクの無調性の音楽に至るまでには本当は何ページもの空白ページがあるように私は思えるのです。
こんな上記のことを考えたり、世の提案としての音楽の製作などをライフワークとしていきたいと考えています、どうも僕は仕事が生き甲斐などという人生は送れそうも無いしそんな人生はまっぴらだと思っています(周りからは仕事一辺倒の男とおもわれているようですが)、そんないいかげんサラリーマンなのです。
そして違うページではでは、さも人間は進化し微妙な差を理解できるようになるみたいな事を書きましたが、歴史的に見ると「不自然」な産物は消えていくように思えます。
小学校のころにはまだ存在していた実験国家ソヴィエイトもその不自然さ故に崩壊してしまったのだと思います、n平均律はどうなるのかは未知数のままでしょう。
平成20年6月1日
A.hideya