☆簡単な説明

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☆n平均律について


余談

☆第一哲学

☆音楽の歴史についての考え

 

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☆Like japanese curry(5EDO)

☆Like a calm river flow(5EDO)

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☆Like bach(15EDO)

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☆Like Swing2(15EDO)

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☆Like rattling gerar(19EDO)

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☆24(24EDO)

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第一哲学 (音楽とは何なのでしょう?)      

 人は音楽を聴かなくても生きていけます、それなのに生活のありとあらゆるところに音楽が存在し、人は音楽を聞くと時に涙を流し、時に狂喜するのを目撃します、なぜこの音楽というのは人の心を強く操作するのかが僕の長年の疑問だったのですが、あるとき読んだスティーヴン・ミズンという方の「歌うネアンデルタール」という本には人間の音楽というものの起源に関してこう述べていました、

「まず初期ホミニドのころにHmmmmmというコミュニケーション方法があり、音楽は言語が進化した後のHmmmmmの残骸から生まれた。」

これだけ読んでも意味がわかりにくいと思います、ここで出てくるHmmmmとは
H Holistic 意味は全体的
m multi-modal 意味は多様式的
m manipul ative 意味は操作的
m musical 意味は音楽的
m mimetic 意味は模倣的
人は話す前には違うコミュニケーションをとっていたといいます、現在の人は非常に複雑に構成された言語を操ります、しかし話す以前は複雑な文法を駆使するような構成的ではなく全体的であり(全体的)、怒りや警戒、喜びなどいろいろな感情を表現したりする種類を持ち(多様式)、そのまま誰かを操作するような(操作的)、ピッチとリズムを持ち(音楽的)、親や部族などから伝達されるような(模倣的)そんなコミュニケーションをとっていたのではないかと述べています。
しかし人が進化し"言語"というコミュニケーションを身につけても、それ以前のHmmmmのコミュニケーションは簡単には消滅せず、言語コミュニケーションと結びつきながら、音楽として残っているとしています。
私は猿の研究などしたことはないのですが、自然の動物でもこのようなHmmmmは見かけることがあるような気がします、職場の裏にカラスの巣があり嫌でも観察をしてしまうのですが、カラスの鳴き声は親に似ます(気のせいかもしれませんが)、アホーと鳴くカラスの子はアホーと鳴く可能性が高い気がします。そして彼らの鳴き声は種類があり自分の仲間(特に子供)に危害が及びそうになると警戒を示す鳴き声をだすのです、するとそれを聞いた付近のカラス集まりそれぞれ興奮するのです、「警戒を示す鳴き声」そのもので別のカラスを攻撃的に興奮させる(他の者の心を直接的に操作する)力を持っています、初期ホモニドもいろいろなHmmmmのコミュニケーションがあったと想定され、戦いに行く前に仲間を興奮させ連帯感を強める発声、誰か死んだとして悲しみを倍増させより記憶に残させるような発声、収穫を喜びみんなが幸福感を感じさせる発声など持っていたことでしょう(推測ですが)、そして二本足で歩く者にとってはリズムというのは非常に大切で、繰り返し繰り返し体も動かしながらみんなで心を共有していたことは推測されます、そして進化の過程で発声の表現の幅が広くなりネアンデルタール人より優位に立ったのではないか?ともいわれているそうです。そしてHmmmmとは人間が一人で生活するうえでは必要とされない能力です、おそらく社会をつくるにおいて大切なもので、誰かに呼びかけると他の人間も呼び返す、そして同じ韻を同時に発声する、それが繰り返す度に人の心を操作し興奮が増してくる、そのように合唱が行われ、人により違う音程である特定の音程では音が共鳴しより一体感の増す効果が生まれそれを楽しむようになったりしたのではないかと思います、群れで生活するホミニドではある部分の心を共有する必要性があったのではないでしょうか。

 音楽を理解するには上記の「操作的」というのがキーポイントとなると思います、言葉で「お前は興奮しろ!」「お前は悲しめ!」と命令しても興奮したり悲しんだりはしないと思います、しかしHmmmmmには可能です、そしてそれは進化によりいろいろな感覚と溶け合いいろいろな面で目撃することがあります、例えばジャニーズ好きな女子がジャニーズJrが飛び跳ねながら歌うと興奮して発狂するのを私は見たことがあります、歌、踊り、歌う人のカリスマ性(衣装や雰囲気も含めて)それぞれにキー(鍵)があり、鍵がすべてそろうと鍵が外れて興奮するようなしくみになっているのだと思います。よくいわれているような音楽(その観念も人それぞれ違うのでしょうが)は三大要素メロディー、リズム、ハーモニーなどという簡単なものではない気がします、そのキーというのはどのくらい奥の部屋の扉まで開けることができるかというのはその表現者によっても変わってくるのだと思います、その鍵のギザギザ部分を考えてみると何十、何百の要素が出てくるのではないでしょうか?特に若い人はダサい音楽を聴きません、ではダサい音楽とはどういうものでしょうか?「音楽を聴く」という観念は人それぞれ違いますが音楽を聴いて心に受ける印象というのは聴覚だけではないというのは皆さん分かると思います、歌っている人、楽器を演奏している人、ビジュアル、楽器の演奏法、歌詞の内容、おそらく項目などは何百とあるのかもしれません、いかに逆算して他人の心をこじ開ける自分の鍵を作成できるかが問われるところなのでしょう、ではどうすれば直接的に相手の心を揺することができるのか?不思議でなりません、似たような曲でもメロディーの一音が変わるだけで人の心に触ったり、ビジュアルの違いや時代背景などによっても大きく左右されるものでしょう、それを完全に解説できる人がいないことが心の奥深くに潜む音楽の構成となりたちの難しさを現わしているのだと思います。
 おそらく音楽のとはこのような人間が群れで生活をするうえでの、相手の心を直接的に操作する、心の一部を共有する、そのシステムとしての名残が強く残っていて、もしその術を自在に使えるとしたら、ある程度は音楽によって人の心を支配することだって可能だと思います。

 ちなみに現代の新音楽の3大要素を定義するとしたらなんでしょうか?私は、「聴覚」、「ビジュアル」、「時代」だと思うのですが…

  

 

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